徘徊対策としてカバンにGPSを搭載

カバンにGPS

高齢化社会の中では、家族の中の高齢者が徘徊をするということが問題になっています。そのため、その問題をどうやって解消していくのかということについて色々な議論がなされているのが現状であると言えるでしょう。さて、そんな徘徊対策の一つとして考えられるのが、人工衛星を使った位置情報システム「GPS」です。徘徊対策としてこのGPSを徘徊対象者のカバンに搭載することで、その徘徊に関するリスクを大きく下げることができる可能性があります。

GPSをカバンに搭載するメリットは、なんといってもリアルタイムな位置が把握できるという点です。位置情報システムはカーナビゲーションなどにも用いられていることからも分かるように、その場その場での位置情報を示してくれます。カーナビであれば自分の居る位置を示すようなシステムですが、位置情報を外部で読み取るシステムを導入すれば対象のGPSが搭載されたものの位置を外部から把握することも可能になります。
(参考:徘徊を禁止したらストレスが溜まって大変なことに

ですので、徘徊をするような人のカバンにこのGPSをセットしているだけで、その人がどこまで徘徊しているのかなどが簡単に分かるようになります。

ただ、このGPSのデメリットや欠点としては、その搭載しているカバンを置いて徘徊に出かけられたりカバンが別の場所に放置されたりするような場合、リアルタイムな本人の位置情報を把握することが絶対にできなくなります。そのため、カバンを絶対に持って徘徊に出かけるという方でなければGPSの役割は十分に発揮されないと考えていいかもしれません。

欧米などではこのGPSを体内に埋め込むということも考えられているようですが、それでは人権の侵害になりかねませんからそこまで行くのはややオーバーアクションのような気がします。そのため、とりあえずの対処法や対策法として、カバンなどの持ち物にGPSの搭載という形で徘徊へのアクションを起こしてみるのも一つの手でしょう。